こんにちは。皆さんは短波放送をご存じでしょうか。
世界中のいろんな国が、短波を使って放送を行っています。その中には、自国向けの放送ではなく、特定の相手へ向けた放送があります。日本のNHKが行っている“Radio
Japan”の名は聞いたことがあるかもしれません。現在、日本あるいは日本人を対象にした「海外日本語放送」は、17ヶ国ほどから行なわれています。
そうした放送のひとつに、台北国際放送“Radio Taipei International”があります。この国営放送局(1998年1月に民間放送局から、海外部門が国営放送局に衣更えしたばかりで、母体はCBS中央廣播電台です)の中国語正式名称は台北國際之聲とちょっとおかしいんですが、そうなったいきさつはこの際おいといて、一度お聞きになってみませんか。
以下は、週間番組表です。ここ熊本では、11745kHzや、午前10時からの15270kHzが比較的よく聞こえます。(1999.09.20.)
え? 短波ラジオなんておもちじゃない。そうですねえ、今は電器店の店頭からも短波ラジオは消えかかっていますからねえ。でも、ソニー、松下、三洋など家電メーカは短波ラジオを作っていますし(店頭に置いていないだけ、カタログには載ってます)、もう少し高級な無線機をご希望ならアマチュア無線機(ハム局)を扱っている店に行くと、ごつい受信機を手に入れることもできます。特に中古の無線機が割安で手に入ることもありますから、ハムのお店は一度のぞいてみると面白いですよ。(ハムって言っても肉屋じゃないですよ)
で、説明はともかく、以下にスケジュールと週間番組表を用意しました。ぜひ一度お聞きになってみてください。すぐ隣の国の様子が、不思議な感じで聞こえますよ。
※このページの最後に、BCLの楽しみかたや情報満載のWEB
Pageへリンクを載せていますから、より詳しいことや疑問・質問(どんなラジオを買えばいいの?とか)は、そちらのほうでどうぞ。
台北国際放送へのお問い合わせは下記へどうぞ。
お便りはもちろん日本語でOKです。ご住所とお名前には
ふりがなをお願いします。また、都道府県名を必ず明記して
ください。台湾の方には「市町村名」では土地勘が働かず
戸惑うことがあるようです。
台北国際放送・玉山收
台北市北安路55號
中華民国 台湾
※「玉山」とは、日本語課のニックネームです。
また「收」は日本語の「様」、「御中」にあたります。
旅行などで台北を訪れる機会がある方は、局を訪ねてみませんか。
電話は、 +886−2−2885−6168(内線328) Netscape 4.04以降、Internet Explorer 4.01以降でご覧ください。あまり古いバージョンのブラウザでは、うまく表示できないことがあります。JavaScriptが使われているため、各ブラウザのスイッチをON(Enable
JavaScript)にしてご覧ください。 でも、文字化けして読めない。「英語のページも文字化けする。英語でないみたいだ!」とおっしゃる方があります。ごもっともです。 実は、英語のページを読むにも一部、中国語の繁體字フォントが必要なんです。そのあたりの事情は、
「台北国際放送のページが文字化けして読めない方へ」 でご覧ください。 かずあきの海外放送BCL
※アナウンスが聞こえたら、内線番号を押してください。
FAXは、+886−2−2885−2254
同局のメールアドレスは、以下のとおり。
これまで英語によるメールしか受け付けていませんでした
が、1998年5月から、日本語で送っても読めるようになり
ました。さらに、2001年3月からは、日本語課専用のアド
レスも設置されています。お便り、受信リポートなどにご
利用ください。
メールのアドレスは
mailto:cbs@cbs.org.tw
または
mailto:prog@cbs.org.tw
CBS(中央廣播電台)のWeb Pageは、
http://www.cbs.org.tw/
BCL【主に海外放送受信】に参考になるページ
http://village.infoweb.or.jp/~fwbc2379/
★掲示板にも活発な書込みがあり、最新情報が得られますし、よく初心者から「どんなアンテナがいいの?」「この新製品ラジオ試した人いますか?」という実践的情報が飛び交っています。
局に送るリポート「受信報告書」の書き方や、受信機の紹介などのページもあり、まず最初に見ておくとなにかと重宝するページです。ここの掲示板には、わたしも月に一回くらい書込みをしています。
TATSU's
World
http://www3.justnet.ne.jp/~cidefian1987/
★ここは、放送局全般についてまとめてある感じです。たとえば、台北国際放送については、その沿革などもまとめてあります。放送スケジュールや番組表も用意してあります。ページデザインもいいし、魅力的なページです。リンク集もぜひご覧ください。
ただし、わたしのところと同じで、ページ全体はBCL関係一色というわけではありません。正直なところ、ほかのページのほうがわたしには興味深かったりします。Hi
世界の短波放送局情報
http://www.wavehandbook.com/jp/index-j.html
★株式会社エフ・コーポレーションが運営するサイトで、ソニーの短波ラジオの紹介や、主な短波放送の紹介があります。ソニーは短波ラジオのラインナップが充実していますから、これからラジオをという方は参考になさってはいかがでしょう。
月刊短波
http://www5a.biglobe.ne.jp/~BCLSWL/index.html
★世界の短波放送に関する情報を長年にわたり提供している赤林さんのページ。
国際放送(BCL)の情報
http://www.ne.jp/asahi/kay/kay/swmain.htm
★足でかせいだ情報ということで、特に自身がサーベイして発表されている英語放送のスケジュールや、2000年秋にアジアサービスが始まったWorldSpace(デジタル衛星ラジオ)受信体験記など
他にも、いくつか台北国際放送をはじめ、海外の国際放送を取り扱ったページはあるようですが、それらはだいたい上記のページのリンク、あるいは掲示板で質問されることで最新情報を得ることができるでしょう。