白川の明午橋―大甲橋間の河川改修計画(1/2)

 [ 謝辞 ]このページの作成には、Aoyamathさん、Rinbaiさんの
      ご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。

 (注意!!)このページには多数のピクチャーが設定されていますので
      全体を読み込むまでに時間がかかります。

 地域住民を対象に開かれた、工事説明会で配布されたカラーパンフレットを
掲載します。元のパンフレットは短冊形(内巻き四つ折)であるため、忠実に
再現することができません。
 ここでは、内容を理解しやすくする為、一部のページの入れ替えを行いまし
た。あらかじめお断りいたします。

まず表紙部分から


説明文が続きます。

なお、画像を縮小しているため、内容(本文)が読みづらくなっています。併記文をお読みください。


建設省、熊本県、熊本市は白川のことを一生懸命考えました

今の白川は大雨が降ると市内が水浸しになる危険があります 熊本市の多くの財産を守るために川づくりが必要です
大甲橋から明午橋の間の白川は、熊本市の顔として市民に親しまれています。そんな熊本市民の気持ちを大切に考え、景観に最大限に配慮しながら川づくりを行います。

白川はどんな川ですか

■阿蘇で大雨が降ると一度に下流の熊本市へ流れ込んできます。白川は、阿蘇の気象にとても左右されやすい川です。
■白川は、昔から暴れ川で治水対策は大変でした。加藤清正の時代から順次改修が行われてきましたが、昭和28年の大水害では多くの犠牲者が出ました。特に市街部は、川幅が狭い上に、改修が大変遅れており、洪水に対する安全性が著しく低くなっているため、昭和55年、平成2年と洪水による被害をくり返しこうむっています。
■白川は、熊本市外部を貫流し有明海に流れる都市河川ですが、川に降りることができない、川岸を歩けないなど、人と川の振れ合いが乏しい川です。

改修は必要ですか、まちは安全になりますか

■昭和28年の大水害以後も熊本都市圏は大きく発展し、白川と坪井川の間に市役所をはじめ、主要な公共施設や商業施設、文化財が著しく蓄積しています。仮に、今、昭和28年程度の洪水がおこれば、市街部を中心にその被害額は莫大なものになります。
■阪神大震災の教訓をもとに、安全で災害に強いまちづくりが急務となってきました。白川においても、上流にある程度まとまった雨が降っても被害が発生しないように、市街部の洪水に対する安全性を高めることが必要です。
■白川は昭和28年の大洪水を最終的な川づくりの目標にしていますが、当面の目標として、21世紀はじめには、平成2年の洪水を安全に下流に流すための川づくりを目指しています。
■これから人々が潤いややすらぎを求め、少子化高齢化社会の到来を迎える時、川は新たな役割を果たします。都市河川として子どもさんやお年寄り、そして市民の皆さんに親しんで頂けるよう、白川の川岸を解放し散歩やジョギング、川遊びなど人々の憩いの場を創出することが必要です。

緑を残して、白川がより安全になりみんなのものになります

白川の両岸が市民に解放され、人々が思い思いのスタイルで楽しめるようになります。今まで近づくことのできなかった川岸から川面近くに降りて、水をさわったり、川べりで散歩やジョギングができるようになります。

 

緑は残りますか

■今回の白川の川づくりにあたっては、
市民の皆さんに親しまれている緑を極力
残し、景観に配慮するため、新しい特殊
な工法を採用しました。川のほとりに、
桜をはじめ美しい緑の並木が立ち並びま
す。

川べりを歩けますか、川へ降りることもできますか

■現在メルパルク側(右岸側)の川べり
は歩けますが、反対側(左岸側)の川べ
りを歩くことはできません。しかし川づ
くり後は、市民の皆さんに両岸とも川岸
を歩いて楽しんで頂けます。さらに、階
段やスロープを使って川面近くに降りら
れるようになります。

◇白川市街部の川づくりについてのお問合せは

建設省熊本麹事務所調査第一課
白川市街部改修協議会
TEL 096-382-1111(代表)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 以上が、改修工事の意義と目的について述べた部分です。続いて、工事内容(完成予想図)が示されていますのでご覧ください。