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自由中国之声. 玉山收
Feb.19 1997


日本語課のみなさん、こんにちは。
さる1月24日に貴局を訪問した白石
です。その節は、いろいろとありが
とうございました。


ニュース原稿の作成に忙しそうな、
本田さんと王さん。なにやら秘密の
作業を進めている実習生の林さんと
黄さん。そして、ひとりたいへんお
暇そうなドラえもん班長、と日本語
課の実態を垣間見てしまいました。   

そうそう、別室にいらっしゃった馬
さんは、とても照れ屋さんなんです
ね。わたしがビデオカメラを向けた
時に、まるで写真を撮る時みたいに
黙って直立不動されたのには、こち
らが困ってしまいました。


でも、定東倶楽部のマスターとのお
しゃべりたいへん面白く、またわた
くしの質問にも丁寧にお答えいただ
き、感謝しております。


残念ながら、みなさんの写真を撮り
ませんでしたので(ビデオ撮影の
み)、今回はお送りすることができ

▼NEXT

ません。でもそのうち、わたしの
ホームページに、あのときの映像を
飾ることができるかもしれませんの
で、楽しみにしていてください。た
だし、すぐには取り掛かれませんの
で、長い(永い?)目で見ててくだ
さいね。
いて台北市野鳥学會の事務所へ行
き、そこでも数時間を過ごしまし
た。一人、女性スタッフに日本語を
話せる人があり、また、他にも英語
のわかる方がいたりで、わたくしの
怪しい中国語も交え、いろんな言語
ごっちゃまぜで話をしました。
もう一人の蘇さん(蓮子さん)や范
さんは日曜日などに出勤されるとか
で、お会いできませんでしたが、放
送の中で今後ともよろしくお願いし
ます。


ところで、貴局を訪問したあと、歩
29日に台南市の北西に位置する、曽
文渓口や四草という野鳥飛来地を見
に行きたかったので、これらについ
て情報を提供してもらいました。ガ
イドブックをコピーしてくれたり、
台南出身というスタッフからも詳し
く話を聞いて、なんとかなりそうな
▼NEXT ▲above

気がしました。


ご存じかもしれませんが、これらの
湿地帯および農地は、観光地とは無
縁な辺鄙なところですので、レンタ
カーをチャーターしなければなりま
せん。また運転手に野鳥についての
知識を期待できませんから、はたし
て絶好の観察ポイントを探し出せる
かどうか、おおいに疑問ではあるの
です。でも、とにかく行ってみよう
と決めました。(実はこの夜、父と
妹を説得することになったのですが
……)
台北市野鳥学會のオフィスでは、わ
たしが持ち込んだお土産(旧正月の
ころに、
台灣野鳥学會本部で蚤の市
を開くので、それに出品してほしい
と持ち込んだ、猛禽類のポケット図
鑑やバンダナなど)が、ことのほか
好評で、「もう、これはわたしが買
うから、蚤の市には出さなくていい
でしょう?」と押し切られる有り様
でした。


で、その場でポケット図鑑2冊は買
い手がついてしまい、彼女からいた
だいた代金1000元は、学會へ保育基
金(環境保護への寄付金)として差
▼NEXT ▲above

し上げました。


事務所では、中国大陸や台湾を網羅
した野鳥図鑑が去年刊行されてお
り、(日本円で8000円ほどと高価で
すが、日本で購入するより安い!!)
購入しました。また、野鳥のCDや
絵葉書なども。スタッフからは「こ
れはわたしたちからのお土産」と、
台灣の鳥がいっぱいの野鳥カレン
ダーと、B5版のダイヤリー(日記
帳)をいだきました。


忙しそうなスタッフに、ビデオカメ
ラを向けて一言ずつコメントをもら

いました。(でも帰国してから忙し
くて、ビデオの編集ができていませ
ん)


こうして楽しい時間を過ごし、夕暮
れ迫るころ、事務所を後にしまし
た。ずっとわたしにつきっきりで応
対してくれた女性スタッフが、わた
しを見送った後、とても軽い足取り
でオフィスに戻っていく後ろ姿が印
象的でした。


さて、その1月29日の話をしなけれ
ればならないのですが、どこかの番
組ではないけれど「時間の関係で…

▼NEXT ▲above

…」、今日はここまでといたしま
す。続きは、またお便りします。


そのお詫びというわけではないです
が、わたくしとしては久しぶりの受
信レポートをどっさりお送りしま
す。
また、馬さんの部屋にはMacintoshも
あったので、そのうちインターネッ
トからのメールで、日本語を送る実
験をしてみたいと考えています。画
像ファイ(GIF)、あるいは日本語テ
キストをちょっと細工して送りま
す。たぶん、貴局のスタッフの方た
ちの手で再生できるでしょう。
まだまだたくさん書きたい事ばかり
ですが、ひとまずさようなら。新し
い年、皆さんとご家族のご健康とお
幸せをお祈り申し上げます。


再見。
▲above


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