台北ミニチュア博物館



建国北路一段96號の地下1階にある「スモールワールド」、台北ミニチュア
博物館は、Dollhouseを中心に、ミニチュアを集めた素敵な博物館。
中国語では、袖珍博物館。

館長の林さんは、日本語も堪能で、展示品は氏自らがコレクションした
もの。特に現代Dollhouseの作品は、欧米の作家による優れた作品がならぶ。
氏はもと照明器具メーカーの社長で、海外でのお土産にミニチュアを
購入したのが、コレクションの始まりという。

Dollhouseの多くは、実寸の1/12に縮小されている。これ以上小さくした
1/24や1/48のミニチュアもあるが、あまり小さくすると細かいところが
工作できない。1/12程度が、建物ミニチュアとしてはちょうどよいと
林館長は説明する。

Dollhouseはその精巧さ緻密さとともに、夢のある世界をかもし出している。

林館長によると、「台湾の人々にも、鑑賞するだけでなく、家庭で
ミニチュアの家を作る楽しみを味わって欲しいのだが、まだそういう
方は少ない。家族で、小さな家具や、置物など夢あふれる部屋を組立て
るのは楽しいですよ」という。

日本統治時代に中学生だった林館長は、日本語を流暢に話される。
また各展示品には日本語の解説(同氏の直筆)もつけられ、
もちろん日本語のパンフレットも用意している。

童心にかえって、夢の世界に遊んではいかが。

電話 02-25150583
開館時間 10:00-19:00
休館日 毎週月曜

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